馬体理論:パドック

仕上がり(太め残り/ガレ)

腹回りがボテッとしていたり、締りがないのは太め残りと言われる。逆に腹回りが巻き上がって見えるのはガレと言われます。
これらの状態の時は、全能力を出し切れない場合が有り、前走との比較が重要です。
例外的に常に太く見せたり、細く見せたりする馬もいるので、それらの馬はチェックしておくと良いでしょう。

雰囲気(イレコミ、発汗、肩の出方)

馬体

パドックを周回している馬たちを見ていると明らかに他の馬とは違う動きをする馬がいることがあります。
とにかく煩い(イレコミ)、夏でもないのに汗がポタポタ垂れている(発汗)など。
これらの場合は全能力を出し切れない場合が有りチェックしておくと良いでしょう。

馬体理論:返し馬

騎手との呼吸

馬体

返し馬でまず一番わかりやすく、初めに見ておきたいのは騎手との呼吸です。
騎手によっても様々な返し馬をしますが、騎手との相性をチェックしましょう。
口を割って反抗している馬や、暴走気味に駆け抜ける馬などもいますので、人馬一体になっているかが大切な基本要素となります。

推進力

中距離以上のレースでは推進力ある返し馬をする馬をピックアップすると良いでしょう。
推進力とは脚にバネが付いたイメージを想像するとわかりやすいと思います。
軽く走っているのに飛んでいるように見える馬はチェックが必要でしょう。

スピード感

短距離のレースではスピード感ある返し馬をする馬をピックアップすると良いでしょう。
少しくらい口を割っているくらいであれば問題ありません。
逆に騎手が押しても動かない馬などは走る気がない場合が有り、注意が必要です。

馬体理論:馬体適性

直飛節

馬体

脛と管との角度が直角に近い角度で真っ直ぐ、もしくは弓状の飛節を直飛節と言います。
地面に着くまでが早いため、小足を使え器用に立ち回れたり素早く反応できる反面、 長い距離を走る場合は脚の回転数が必要となるため持続力には優れない特徴があります。

不器用、曲飛節

馬体

脛と管との角度が曲がっている飛節を曲飛節と言います。
地面に着くまでが直飛節に比べて時間がかかるため器用さと加速力には欠けますが、 ストライドが大きくなりトップスピードに乗ったあとの持続力は直飛節の馬に比べて優れます。

馬体理論:馬具

シャドーロール

馬体

ハナに装着する馬具で、下方の視界を塞ぐことで、走りに集中させる目的があります。
それに加えて頭の高い走法や、首が上手に使えない馬などに対しての矯正のために用いられることもあります。

ブリンカー

馬体

目の周りをカップ状に覆い、後方や横への視界を塞ぐことで走りに集中させる目的があります。
怖がりな馬など気性や癖で広い視野が影響して能力を発揮できない馬に用いられる。
カップの深さや片側のみなど馬の特徴に合わせて使用される。ブリンカーのみ事前に、「B」「ブリンカー」と表記されます。

チークピーシーズ

馬体

頬に装着する馬具で、後方への視界を塞ぐことで走りに集中させる目的があります。
ブリンカーと同様に、馬の特徴に合わせて長さや太さは調節されます。

パシュファイアー

馬体

目の周りを網状のカップで覆い視界を暗くし、馬を落ち着かせる目的があります。

ハミ

ハミとは、馬の口に噛ませる棒状の金具で歯のない部分に馬銜をかけます。
騎手の手綱さばきはこぶしから手綱を通じて馬銜に伝えられ、馬を動かすことが目的です。
車で言うとブレーキとハンドルの役目を果たします。

ノーマルハミ・・・最も標準的なハミ。7割方の馬がこのハミを使用しています。

エッグ・・・ノーマルハミよりも制御力は落ちますが、口当たりが良い馬に優しいハミです。歯の弱い馬や、制御力が弱いことから気性の良い馬に使用されます。

リングハミ・・・舌の癖が悪い馬に利用されます。制御力が強く、操作が難しく、若手騎手など未熟な騎手には使いこなせない場合があり、このハミを見つけたら馬券圏内から飛ぶことも視野にいれると良いかもしれません。

Dハミ・・・最も制御力が強く、操作が難しいハミ。勝負がかりに使用されることがあるので、Dハミで腕の立つ騎手であれば勝負と見て良さそう。

馬体理論:脚元

裂蹄

蹄に亀裂が入ることを裂蹄と言う。冬季の乾燥時に発症しやすく、注意が必要です。

裂蹄テープ

蹄壁部の裂蹄を補強されるための\ビニールテープ。蹄の保護が目的です。

エクイロックス

蹄壁部の裂蹄を補強されるためのパテ。蹄の保護が目的です。

ソエ

競走馬の脚元の疾患の一般的なもので、特に成長期の若駒に多く見られます。
骨が発育する前に調教を行うことで、管骨の前面に炎症を起こしたもの。
ソエが出ていても走る馬は勿論いるが、痛がっている馬は歩様に違和感を出すので注意が必要です。

ソエ焼き

ソエの治療法のひとつで、管骨部分にある神経を焼ききる治療。
治療後は痕が数日間残るため、斑点のような痕を見ることができます。

骨瘤

ソエとほぼ同じ症状で、管骨の内側や外側、もしくは両側に出ます。

サブコンテンツ

このページの先頭へ